フェイシャルエステについて

頚椎
板状筋’
胸鎖乳突筋

フェイシャルトリートメントにおける頚椎へのアプローチ

この記事は
フェイシャルエステのテクニックについての記事です。
今回は頚椎についてです。

頸椎の構造と影響

頸椎は背中椎から続く重要な構造であり、1番から7番までの骨で構成されています。特に1番と2番の頸椎は他の頸椎とは異なる形状をしており、そのため特別な注意が必要です。1番頸椎(環椎)は頭蓋骨と直接つながっており、2番頸椎(軸椎)は環椎と連動して頭部の回旋運動を可能にします。現代の生活習慣、特に長時間のスマートフォンやPCの使用は、頸椎に大きな負担をかけています。これにより、頸椎が圧迫され、周囲の筋肉が固まってしまうことがあります。具体的には、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋などの筋肉が影響を受けやすいです。これらの筋肉が固まると、頸椎の動きが制限され、肩こりや首の痛み、さらには頭痛などの症状を引き起こすことがあります。

さらに、頸椎の圧迫は神経にも影響を与えます。頸椎の周囲には多くの神経が通っており、これらが圧迫されると手や指先にしびれが生じることがあります。特に、親指側がしびれる場合は第1、第2頸椎が、小指側がしびれる場合は下部頸椎が影響していることが多いです。このように、頸椎の健康は全身の健康に直結しており、日常生活の質を大きく左右します。

ストレートネックの状態は特に問題です。本来、頸椎は自然なカーブを描いているべきですが、長時間の前傾姿勢により、頸椎が真っすぐになってしまうことがあります。これにより、胸椎や腰椎にも悪影響が及び、最終的には腰痛や肩こりなどの症状を引き起こす可能性が高まります。ストレートネックはまた、首の後部にある筋肉(後頭下筋)が硬くなる原因にもなり、顔の表情筋にも影響を及ぼします。

筋肉の緩和とアプローチ方法

頸椎の健康を保つためには、周囲の筋肉をしっかりと緩めることが重要です。舟津式フェイシャルトリートメント【美禅】のアプローチでは、特に僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、板状筋などをターゲットにしています。これらの筋肉を緩めることで、頸椎の動きが改善され、首や肩のコリを和らげることができます。

具体的なアプローチ方法として、まず僧帽筋の緩和があります。僧帽筋は首の後部から肩にかけて広がる大きな筋肉で、ここが固まると頸椎の動きが制限されます。美禅アジャスト3Dフェイシャルの手法では、僧帽筋を手でクリクリと動かしながら緩めていきます。この動作は、首をしっかりと掴み、優しく動かしながら筋肉をほぐすことを目的としています。

次に、板状筋へのアプローチがあります。板状筋は首の後部に位置し、僧帽筋の下にあります。この筋肉が硬くなると、首の動きが制限され、肩や背中にも影響が出ます。板状筋を緩めるための方法は、首を軽く後ろに反らせながら、指で筋肉を優しく押し込むようにマッサージすることです。これにより、筋肉が徐々に緩み、頸椎の動きがスムーズになります。

さらに、斜角筋や胸鎖乳突筋の緩和も重要です。これらの筋肉は首の側面に位置し、頸椎の動きに大きな影響を与えます。アジャストの手法では、これらの筋肉を優しくほぐすことで、首の可動域を広げ、全体のバランスを整えます。特に胸鎖乳突筋は、首を回旋させる際に重要な役割を果たしますので、丁寧にマッサージすることが推奨されます。

後頭下筋の緩和も重要なポイントです。後頭下筋は頭の後部に位置し、ここが硬くなると頭痛や顔の筋肉の緊張を引き起こします。アジャストの手法では、後頭下筋を優しくほぐすことで、顔の筋肉にも良い影響を与えます。このプロセスにより、全体的なリラクゼーションが促進され、顔のリフトアップ効果も期待できます。

最後に、美禅のアプローチでは、全体のバランスを考慮しながら施術を行います。頸椎の健康は全身の健康に直結しているため、首だけでなく肩や背中、腰の状態もチェックし、総合的にケアを行います。これにより、頸椎の問題が他の部位に及ぼす影響を最小限に抑え、全身の健康をサポートします。

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